室内干しの困りごと、洗濯物に付く臭い「部屋干し臭」。
一度臭いが付くとなかなか取れないし、何とも言えない嫌な臭い( ;∀;)
それを、臭いの原因ごと!まるまる根本解決する洗濯洗剤があります。
殺菌や香り付けをする部屋干し用洗剤ではありません!
アルカリ剤が主成分の洗濯洗剤です。
我が家では15年以上愛用していますが、そのおかげで洗濯物の臭いに悩まされたことがありません。
しかも、こんなメリットがあります。
- すすぎ1回
- 肌にも環境にも優しい
- 付いてしまった洗濯物の臭いもだんだん取れる
- 洗濯槽クリーナー不要
- うっかり洗濯機の中に入れっぱなしにしてもほとんど臭わない
エコズボラ―にもぴったり✨
プレゼントするとほぼ全員リピーターになる激推しアイテムです。
今回は「浄」のデメリットや使い方、どうして臭わないのか、などを紹介します。
デメリットは?
通常の洗濯洗剤から切り替える場合、次のデメリットを感じる可能性があります。
- ウールやシルクなどの動物性繊維は洗えない
- 香りが付かない
でも、そもそも臭くならないので匂い付けする必要がない - 洗濯槽の汚れが洗濯物に付着する ※最初だけ
今までに溜まっていた洗濯槽のカビや汚れがだんだん取れて行くのでこの現象が起きます。
洗剤を切替える前に一度洗濯槽クリーナーで掃除するのがオススメ! - 価格が1200円以上する
でも、使用量は一般的な洗剤の半分くらいでOK
さらに、以下の理由で無駄な出費が減る分、結局トータルでお得なのではないかと思っています。- すすぎ1回
- 残り湯も使える
- 臭いによる洗い直しがない
- 定期的な洗濯槽の掃除が不要
洗濯物の臭いの原因
そもそも、なんで洗濯物が臭うのか。
原因は、洗剤の主成分である「界面活性剤」。
※石鹸も界面活性剤の一種です。
石油や植物などの油脂からできています。
泡と共に汚れを引きはがして落とす洗剤の重要な成分ですが、濯いでもなかなか落ちにくいという特徴があります。
この落とし切れなかった界面活性剤が「石鹸カス」として洗濯物や洗濯槽に残り、臭いやカビの原因になっています。
通常の洗剤・部屋干し用洗剤との違い
決定的な違いは「界面活性剤」の量!
「浄」に入っている界面活性剤は通常の洗剤の0.5%以下。
汚れを落とすのは界面活性剤ではなく、アルカリ剤と善玉バイオ(酵母・麹・乳酸菌など)。
酸性の汚れを中和・分解して落とします。
※日常の汚れのほとんどが酸性
界面活性剤は汚れを効率よく落とすための補助的な役割としてごく少量入っているのみです。
界面活性剤がほとんど入っていないので泡立ちません。
そのため洗剤成分(泡)を素早く落とすことができ、すすぎも1回でOK!
洗濯槽クリーナーが不要になる
界面活性剤がほとんど入っていないことで、洗濯槽の汚れの原因「石鹸カス」が発生しません。
さらに、浄の主成分「アルカリ剤」は、洗濯槽にこびりついたカビなどの汚れも分解します。
なので、使っていると洗濯槽や洗濯ホースもキレイになってきます。
おかげさまで我が家は15年以上、洗濯槽クリーナーを使っていません!
た・だ・し、
最初の内は、これまでに溜まっていた洗濯槽の汚れが黒いピラピラ(ワカメみたい)で出てきて洗濯物に付くことがあります(手で簡単に取れます)。
浄に切り替える前に洗濯槽クリーナーでお掃除してから使うのがオススメです
肌にも環境にも優しい
肌への影響
界面活性剤がごく少量なので、洗濯物に肌への刺激となる石鹸カスなどの洗浄成分が残りません。
肌の弱い人はもちろん、赤ちゃんやアトピーの子供のいる友人にもオススメしています。
環境への影響
主成分のアルカリ剤は「無機物」のため、生分解の必要がありません。
(そのまま自然に返る)
さらに、無リン・無蛍光👍
※生分解:有機物が無機物になる(自然に還る)まで分解される事。
柔軟剤が要らない
柔らかさには好みがあるので一概には言えませんが、「浄」は柔軟剤なしでも柔らかく仕上がります。
実はこれも界面活性剤がほぼゼロのおかげ。
洗濯物が固くなるのは、洗濯物に残った石鹸カスなどの残留物が原因なのです。
柔軟剤なしでもタオルがバッキバキになることはありません。
「浄(JOE)」の使い方
普通の洗濯洗剤と同じように洗濯の時に適正量を入れるだけ!
コツが要らないからズボラも継続できる!
そしてコツなしでメリットも大きい✨
注意点
手洗いモードなどの弱水流の場合は粉が溶け残りやすく、固まって洗濯物についてしまったりすることがあります。
弱水流の場合は、先に「浄」を入れて攪拌してから洗濯物を入れるのがオススメ。
洗濯物の汚れがひどい時
次のどれか、またはいくつかを組み合わせて洗濯することでほとんど解決します。
- 浄の量を多めにする
- ぬるま湯を使う(お風呂の残り湯でOK)
- 1時間以上漬け置きする
- 石鹸などで汚れ部分を予洗いをする
- 一度、酸素系漂白剤で洗う
「浄(JOE)」の特徴まとめ
界面活性剤がごく少量しか含まれていないから、
- 洗濯物の臭い、洗濯槽のカビ、仕上がりの固さ、肌への刺激となる「石鹸カス」などが発生しない。
- 環境への負担がかからない。
- すすぎ1回でOK。
ウールやシルクなどの動物性繊維は洗えない。
初めて使う時は、先に洗濯槽クリーナーで掃除した方が良い。
以上!
様々なメリットがありますが、とりあえず、とにかく!
洗濯ものに付く臭いからは解放されるので、困っている方は、ぜひ一度試してみてください。
「界面活性剤ゼロがイイ!」と言う場合は、
浄と同様にアルカリの力を使う、その他の「アルカリ洗濯」が向いています。
それぞれの特徴や使い方のコツ、選び方などをこちらの記事にまとめているので読んでみてください。