■お役立ち情報

国際郵便で日本からインドネシアに荷物を送る方法と注意点!【EMS・船便】

定期的にインドネシアの友人に荷物を送っているので、その情報を元に発送に必要な作業などをまとめました。

現状、国際郵便マイページサービスを利用して発送した場合、

  • EMSは10日前後で荷物が到着しています😊
  • 船便は40日~50日です😊

※国際郵便マイページを使わず手書きで準備をする場合は、到着が遅くなる可能性があります。
※2024年3月からは手書きでは送れなくなります。詳しくはコチラ

まず、日本→インドネシアに荷物を送る際に知っておきたい注意点はコチラ。

受取り側(宛先)で必ず手数料の支払いが発生する!
手数料の詳細はこちら

サプライズのプレゼントなどを送りたくても、受取る人がお金を支払うことになるのでご注意ください。

インドネシア以外の国に国際郵便を送る場合はこちら
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インドネシアへ荷物を送るのにかかる送料

EMS:こちらの表の「第2地帯」の欄の金額。

船便:EMSの半額くらい。こちらで「発送手段:船便」にして検索します。

インドネシアに荷物を送る時に必要な書類と情報

EMSと船便で必要な書類は違います。

EMSに必要な書類

インドネシアへEMS便を送る場合は、個人の荷物(贈答)・商用の荷物に関係なく、次の3つ全てが必要。

  1. 送り状(宛先)
  2. 税関申告書CN23
  3. インボイス

郵便局のサイトでは税関申告書CN22も必要と表示されています。
が、実際はCN23でOKです。内容物が5品目以内なら不要(送り状が代わりになる)。

書類を減らすことが不安であればCN22も添付しておけば間違いない👍
税関申告書CN22は手書きなので、郵便局窓口でもらう必要があります(CN22についての詳細はこちら)。

国際郵便マイページサービスを使わず手書きで書類を準備する場合は、全て郵便局窓口でもらえます。

船便に必要な書類

インドネシアへ船便で荷物を送る場合は、個人の荷物(贈答)の場合はこの2種類のみ。

  1. 送り状(宛先)
  2. 税関申告書CN23

商用の荷物はさらにインボイスが必要になります。
※「国際郵便マイページサービス」を使えば、荷物に合わせて必要な書類が必要枚数印刷されるので書類について悩む必要がなくなります。

1点気になるのは、郵便局のサイトに「受取人が外国為替輸入許可書を提出することを要する」と記載があること。
この「外国為替輸入許可書」、インドネシアの郵便局員にも聞いてもらったけどわからず💦

しかし!結局、無しで届いております

たぶん、個人の荷物は無くても問題なく届くと思われます。
万が一、受取り時に「許可書」が必要と言われたら、言ってくる人が許可証についての情報を持っているはずなので、その場で対応をしていただくしかない!

受取人の識別情報

送り状と書類に「納税者登録番号(NPWP)」や「パスポート番号」などの個人の識別情報を入力するよう指定されています。

インドネシアへの国際郵便には受取人の識別番号が必要

が、私はまだ入力したことがありません!💦
それでも問題なく届いております。

識別番号を入れる場合、
手書きなら名前の後ろなどに番号を記入します。

国際郵便マイページを使う場合は、発送関連情報(発送日や重さを入れるページ)の下の「税関告知書・インボイス」から入力できます。

インドネシアへ送る荷物に受取人の識別番号を入れる(国際郵便マイページ)

送ってはいけないもの【禁制品】と【配送状況】を確認する

国際郵便には、世界共通で送っちゃダメなものと、国ごとに送っちゃダメなもののルールがあります。
インドネシアはお守りとかサロン(腰巻)がダメだったり、国特有のNGアイテムが。

そして、世界情勢や各国の情勢によって郵便物自体の発送が制限されることもあります。

全て郵便局のホームページで確認できます。(窓口でも教えてくれます)

世界共通の禁制品

インドネシアの禁制品
インドネシアへ送る荷物のルールなどもこのページで見られます。

配送状況(国ごとの差出可否の一覧)

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発送の準備と手順

私は国際郵便マイページサービスを使っています。

送り状や必要書類を手書きする必要がなく、2021年から施行された「通関電子データの送信」にも自動で対応しているので配送がスムーズだからです。
※「通関電子データの送信」とは?

  1. 内容物が禁制品でないか確認する。
  2. 専用パウチを郵便局窓口でもらう。
    ※送り状や書類を入れて荷物に張り付けるためのものです。
  3. 税関申告書CN22を付ける場合は用紙を窓口でもらう。
    ※専用パウチと次の税関申告書CN22は、集荷の時に持ってきてもらうよう電話でお願いしてもOK。
  4. 荷物の重さ(箱含む)を測る
    測らなくても良いけど、重さで送料が変わるので、私は先にチェックして内容物や詰め物の量を調整しています。
  5. 国際郵便マイページサービスに情報を入力、必要書類をプリントアウト
    プリンターがない場合はこちらを参照。
    スマホ版を利用した場合は窓口の【ゆうプリタッチ】で印刷可。
  6. 税関申告書CN22を書く場合はこちらを参照
  7. 書類にサインする →送り状・インボイス・税関申告書CN23・CN22
国際郵便マイページサービスの利用方法はこちらにまとめました。

【疑問1】禁制品に引っ掛かっていなければ確実に送れるのか問題

基本送れる!んですが、品物によっては境界線があいまいで受け取りに問題が生じることも。

関税価格が変わったり、罰金請求されたり、没収になる可能性もあります。

例えばコンタクトレンズ。
「別の国で受け付けてもらえなかった」と聞いて、日本の郵便局窓口と郵便局の相談電話のそれぞれに問合せ、結果「インドネシアに送るのは問題ない」と分かり送ったワケです。

しかし、インドネシア側で「医療品」と判断され保険局が荷物を没収。
受取りには罰金が必要となりました。

認識の違い…というヤツでしょうか(;´∀`)

様々な見解の違いによって「スムーズに届かない」「思った状況と違う」ということは発生し得ることと覚えておきましょう。

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【疑問2】インドネシアの税関<関税・課税>と受取り手数料問題

送った荷物に対してかかる税金などについてです。
これも国によってルールが違います。

インドネシアは、ほぼ全ての荷物に税金がかかります。
「50万ルピアまではかからない」などと言われていましたが、現在のルールはこちら。

3USドルから1,500USドルまでの小口貨物に対しては、7.5%の輸入関税と付加価値税(VAT)を課税

ようするに、内容物が約300円以上の場合は、内容物の総計に対して少なくとも7.5%の税金が受取り時にかかります。

もし中身が3ドル以下なら、7.5%の関税はかからないかもしれませんが、受け取り手数料「数万ルピア」は必要です!

プレゼントのつもりで送っても、受け取り側は税金と手数料の支払うことになります。

金額は先ほどの【7.5%+VAT+受取手数料】なのですが、内容物により大幅に変わることや、罰金や没収の可能性もあるので正直予測できません。
※内容物は3000円前後の金額に調整して送っていますが、受取り側の友人は10万ルピア前後を支払っているそうです。高くね?

「あ!これあげたら喜ぶかな??」と気軽に物を送ることができない…。
これはどうしようもないことなので、理解した上でインドネシアに荷物を送りましょう。

【疑問3】荷物の開封&梱包箱破損が激しいよ問題

インドネシアに荷物を送った場合は、ほぼ開封されると思っておけばOK。
(と言っても、私の送った荷物は20個中1個しか開封されていません)

良かれと思って箱を厳重に梱包していたりすると、開けにくいせいか、
「車にひかれたのかな?」というレベルで箱が破かれたり、側面に穴を開けられることもあります。

日本人の感覚では「ありえない」と思うでしょうが、
日本人の感覚というものは日本国内だけで通用するものであることを頭に刻んでおきましょう。

配送時の箱の損傷もけっこう激しいです。
私が送った時とは別箱のような様相で届くこともしばしば。

  • 書類に書く内容物は正確に!実際の中身と違うと税関で止められたり、スムーズに届かない原因になる。
  • 梱包(外箱)は丈夫な箱がオススメ。

以上、インドネシアに荷物を送る際に私が知りたかった情報です!
誰かのお役に立つと嬉しいです。

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