■お役立ち情報

国際郵便マイページを利用する際に知っていると便利な情報と注意点をまとめました!

2021年から国際小包の配送に対して「通関電子データの送信が義務化」されました。

ざっくり言うと、配送内容の情報をデータ化して事前に相手国へ送るという取り決めです。

手書きした送り状や書類ではこれに対応できません。

と言っても、手書きの送り状や書類を禁止するということではなく、手書きの場合(電子データがない)は「相手国でチェックに時間がかかり配送遅延、時には返送される対象となるリスクが高くなりますよ」というルールです。

しかーし!アメリカに至っては、手書きの宛名は完全NG。郵便局でも荷物の受付は拒否られます。
(手書きの送り状NGの国は増えています)2022年6月からヨーロッパも手書きNGになりました!

そこで、スマホやパソコンで配送データを作成する「国際郵便マイページサービス」の利用が必要になります。

今回は、実際に私が利用していて「これは最初に知ってたら良かったなー」と思う情報をまとめています!

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国際郵便マイページサービスとは?

スマホやパソコンから、国際郵便に必要な「送り状」「通関書類」などを作成できるサービスです。

国際ルールとなっている、通関電子データも自動で作られ、勝手に相手国へ送信してくれます。

なんつっても送付先や荷物の内訳(個人・商用)などを入れると、相手国に合わせて必要な書類を自動で作ってくれる!べんりー!

「アメリカはどの書類が何枚いるんだっけ?」とか、もう悩まなくていい!

必要書類は国や配送方法(船便・EMSなど)で違ったりややこしいんですよ。
そういった問題をクリアできるありがたい仕組みです。

しかし!残念ながら事前調査が不要になるワケでない…。

禁制品と手書きの「税関申告書CN22」や、そもそも荷物を送れるのか!などについては調べなければいけません。

そのあたりの情報の調べ方や書類の書き方はこちらの記事にまとめましたのでご覧ください。

荷物の追跡も簡単・配送状況の通知メールも届く

◆追跡情報の確認
国際郵便マイページサービスを使って発送した荷物は、ログインするだけで簡単に追跡情報を見られます。

◆配送状況をメールでお知らせ
配送データ作成時に「配送ステータス通知設定」の項目にメールアドレスを入力!

自分だけでなく届け先の相手にも配送状況のお知らせがメールで届きます。

メールは【引受・日本から出国・相手国到着・通関保留・通関検査中・相手国の配達局到着・配達完了】の7段階。
チェックをON・OFFすることで通知メールの数を減らすこともできます。

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国際郵便マイページサービスを使う際に知っておくと便利な情報と注意点

スマートフォン版とパソコン版のページがあります。
▶国際郵便マイページサービス

パソコン版は会員登録が必須です。下記の「個人のお客様」のボタンを押して登録します。

国際郵便マイページサービスログイン画面(パソコン版)

スマートフォン版を利用する場合は、会員登録をせずに利用することもできます。
ログイン画面下の「会員登録しないでご利用を希望される方」をクリックする。

国際郵便マイページサービスログイン画面(スマートフォン版)

会員登録をするメリットは、発送履歴が残る事(再利用可能)と発送者の住所や相手の住所などの登録ができることです。何度も送る場合にはとても便利です。

スマートフォン版とパソコン版ページの機能の違い

集荷を依頼したい場合、送り状を家で印刷したい場合は「パソコン版ページ」を使う必要があります。
スマートフォンからでもパソコン版ページに切り替えて利用することができます。

スマートフォン版パソコン版
会員登録しなくても
使うことができる
会員登録必須
3品目以下なら
ゆうプリタッチを使える
プリンターで印刷
または、郵便局で印刷を依頼
4品目以上
プリンターで印刷、または
郵便局で送り状を印刷
荷物は郵便局へ持ち込み
プリンターで印刷した場合は
集荷依頼できる
集荷を依頼できる

スマートフォン版ページの使い方は、郵便局のサイトに画像付きの詳しい説明があります。

3品目以下なら郵便局にあるプリンター「ゆうプリタッチ」が使えます。
スマートフォン版ページで表示される2次元バーコードを「ゆうプリタッチ」の機械にかざすだけで、送り状を含めた必要書類が全てシール印刷されます。

専用パウチが必要※「郵便局でもらう」に変わりました

送り状をプリントアウトした場合は、送り状を入れるパウチが必要です。

郵便局でもらえます。
料金は無料。
※専用パウチは、以前は国際郵便マイページサービスから取り寄せが必要でしたが、2022年4月頃から「郵便局に依頼する」に変更になりました。

窓口発送なら発送の時にもらえばOK。

集荷なら集荷依頼をした時に、持ってきてもらうように依頼する。
※もし忘れていても郵便局の方でパウチに入れてくれるので大丈夫👍

私は郵便局に寄った時に数枚もらって帰るようにしています。

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印刷枚数は【規定枚数を印刷する】を選ぶ

画像の青枠部分です。

これを選ばないと、必要に応じた書類を印刷してくれません(税関申告書CN22は除く)。
お忘れなく
スマートフォンページでも同様です。

国際郵便マイページサービス利用時の注意点
↑これはパソコンページでの表示例

ちなみに重さなどは空欄でもデータは作れます。

発送時に局員さんが測って、印刷した送り状に重さと金額を手書きで記入してくれます。

私は事前に重さを測ってから国際郵便マイページサービスの入力を始めます。
ほんの少しの重さの違いで送料がどーんと上がったりするので、重さを知ってから中身を調整したいからです。

プリンターが自宅にない

パソコンページでデータを作ったけど、家にプリンターがない…

そんなときは、郵便局で【問い合わせ番号】を伝え【再印刷】を依頼します。

お問い合わせ番号は、国際郵便マイページサービスで送付データを作ると最後に出てくる【印刷ページ】に表示されます。

印刷をせずに「印刷終了」を押して印刷ページを閉じてしまった後でも、トップページの【発送履歴を見る」というところで確認できます。

↑これを利用すれば、友人に国際郵便をお願いしやすいかも!

海外に滞在しているときに「日本から送って欲しいけど、国際郵便の発送は手間がかかるから頼みにくい」とか、「親に頼みたいけどウェブサービスとか無理だろうな」とか、思いませんか?

私は思ってました。

でも、郵便局で再印刷(プリントアウト)をお願いできるなら!
自分で「国際郵便マイページサービス」を使って発送情報を作成し、相手に【お問い合わせ番号】を知らせて、郵便局で再印刷をしてもらえば良い👍

税関申告書CN22については手書きをお願いしなければいけませんが、郵便局で印刷した他の税関申告書やインボイスを見て書いてもらえば良いわけです。

上手に利用してはいかがでしょうか?

6か月ログインがないと会員情報が削除される

国際郵便マイページサービスに6か月以上ログインがないと、登録情報がすべて削除されます。

利用ではなくログインなので、発送しなくてもたまにログインしていれば大丈夫。

滅多に送らないなら、削除されても困ることはないとは思います。

手書きで送り状や書類を準備する場合

どうしても手書きをする必要がある場合、必要な書類は全て、郵便局窓口でもらえます。

送り状以外は郵便局サイトでダウンロードもできます。
▶郵便局ダウンロードページ ※税関申告書CN23・インボイス


以上、国際郵便マイページサービス利用時の注意点でした!

国際郵便マイページサービスの使い方については、表示に沿って入力をしていくだけなので記事にする予定はありません。

詳しく説明しているサイトもあると思うので、必要な方はそちらをご覧ください👍

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