水キムチって食べたことあります?
超簡単に言うと「さっぱりとした酸味のある浅漬け」です。
キムチと言っても水キムチに辛みはありません。ピクルス代わりにも使えます。
必要なのは、米のとぎ汁と塩と砂糖、漬ける野菜だけ。
残り野菜でもできちゃいます。
そして、なんと言ってもすごいのは「漬け汁」!
さっぱりしていてグビグビ飲める上に、韓国冷麺のスープにもなります。
しーかーもー!植物性乳酸菌がぬか漬けの十数倍と言われていて、この漬け汁を飲むと次の日「おぉ~」と思わず声をあげるくらいお通じがよろしかったりします。

簡単・美味しい・身体にイイ
イイことずくめ
私はぬか漬けが苦手なので「水キムチ」は、いわゆる菌活・腸活にもありがたい一品です。
水キムチの材料
■水キムチの漬け汁材料
- 米のとぎ水 500cc前後(2回目か3回目のとぎ汁)
- 天然塩 小さじ1
- 砂糖(はちみつ) 小さじ1
■お好みで追加
- 梨 半個(リンゴやスイカでもOK。梨半個分くらいの量)
- 生姜スライス 半かけ
- にんにくスライス 半かけ
- 粉唐辛子 小さじ1/2
※私は冷凍したみじん切りの生姜やにんにくを小さじ1/2くらい入れることが多い。
※鷹の爪や粉唐辛子を入れるとピリ辛の水キムチに。これもウマい。

■漬ける野菜は生で食べられるものなら何でもOK。
大根・ナス・キュウリ・人参・セロリ・パプリカ・ズッキーニ・白菜・チンゲン菜・小松菜・茗荷などなど。
料理をしたときの余り野菜でも十分。
水キムチの作り方
1.お米を研ぐときに出る、とぎ汁を鍋に入れる。
とぎ汁は、最初の真っ白なものではなく2回目か3回目のものを使う。(2回目と3回目を混ぜても良い)
2.とぎ汁に天然塩と砂糖(はちみつ)を入れて、軽く沸騰したらすぐに火を止める。
※生姜やにんにくを使う場合もこのタイミングで入れる。
3.そのまま冷めるまで放置。
3.とぎ汁が冷めたら保存容器に移し、切った野菜を入れる。(鍋の中に野菜を入れてもOK)
※野菜は食べやすい大きさに切る。薄切りや短冊切りがオススメ。
※大根は皮をむく。他の野菜は皮をむかなくてOK。

4.そのまま常温で1日放置。夏は半日くらいでプクプクと表面に泡が出てくる。
※白い膜が張っていたら→産膜酵母なので害はなし。そのまま混ぜ込んでOK。

5.清潔なスプーンなどですくって味を確認。少し酸味が出ていたらOK。
※味が物足りないようなら、塩を足して味を調える。
※酸味がたりないようなら、好みの酸味になるまで常温放置。
6.冷蔵庫で保管する。日が経つにつれ酸味が増していきます。
※1週間~10日くらいで食べきるのがオススメ。
冷麺スープの作り方(素麺にかけても美味しい)
水キムチの漬け汁と鶏スープを1:1(同量ずつ)混ぜて、塩で味を整えたらできあがり♪
お酢をちょびっとだけ入れるのもオススメ。
醤油やめんつゆをチョイ足ししてもイイ。
今回は、水キムチの漬け汁200cc、鶏スープ(鶏の茹で汁)200cc、お酢小さじ1/2で作ったスープを素麺にかけました。
ごま油もプラス♥
