海外に少しでも早く、安く荷物を届けたい時に便利な「小型包装物」の料金や利用方法について書いています。
EMSを使うと1週間から10日前後で届きます。
韓国などの近い国なら最短2日!
しかし、料金がそれなりにかかります。
アジアでも1.5キロを超えると3000円以上、それ以外の国は500g以内でも3000円を超えます。
※2022年6月配送料の値上げもありました
船便なら半額くらいになりますが、日数が1ヶ月以上かかることもザラ。
そこで、上手に使いたいのが「小型包装物」!
EMSよりは少し日数がかかりますが、航空便を選べば2週間以内でほぼ届きます。
値段はEMSや通常の航空便の約半額。
100gから2キロまで、100g単位で料金設定されているのもお得に送れるポイントです👍
※EMSは500g以上、船便や通常の航空便は1kg以上からの設定
小型包装物の条件
■重さ:2キロ以内
■大きさ:箱の幅・奥行き・高さの合計が90cm以内
※筒の場合は、直径と長さの合計
配送にかかる料金と日数
小型郵便物は配送方法を「航空便」「SAL便」「船便」から選べます。
が、どれも料金は大して変わらないので特別な理由が無い限り「航空便」一択です。
※国によっては小型郵便物は航空便しか使えないところもあります。
航空便はEMSより2日~1週間時間がかかりますが、私がよく利用するバリ島への発送はEMSも航空便も10日くらいで差がありません。
都市部などでは差が大きくなるようです。
▶日数と料金を調べたい場合はこちら
※他の発送方法との比較もできます。
日数については、その国に到着する最短の日数が表示されます。
実際は、地方や離島などはさらに日数がかかることが多いです。
▶料金の一覧が見たい場合はこちら
送りたい地域を選んでから、「サービスの種類」で「小型包装物」を選びます。
書留にするのがオススメ
小型包装物は、小包ではなく、はがきや封書と同じ「通常郵便物」の扱いになります。
そのため、配送ナンバーによる追跡ができません。
保証もありません。
なので、オプションの書留サービスを付けるのがオススメ。
金額は一律460円。
書留オプションを付けることで、荷物の追跡が可能になり、6000円までの保障も付きます。
もちろん、追跡が必要なければ付けなくてOKです。
関税・送っちゃダメなもの・必要書類
発送をする前に調べておく必要があるのは次の3つ!
- 宛先国の関税情報
- 禁制品(送ってはいけないもの)
- 必要書類
関税情報の調べ方
Google頼りです。
「相手国名 国際郵便 関税」で検索してみてください。
実際は相手国の税関が判断するので100%頼れる情報ではありませんが、受取り側に支払いが発生する可能性もあるので、ある程度は調べておきましょう。
禁制品
世界共通で送ってはダメなものと、国によって送ってはいけないものの2種類があります!
郵便局公式ページで調べます。
郵便局の窓口でも教えてくれます。
▶世界共通の禁制品についてはこちら
▶国別の禁制品についてはこちら
必要書類
税関申告書が必要です。
税関申告書にはCN22とCN23がありますが、CN23のみでOK。
用紙の形式は違いますが、同じものです。
その他の必要書類は国によって異なります。
これも郵便局公式ページで調べます。
▶国別の配送情報
小型包装物は「通常郵便物」の扱いになります。
小包やEMSとは異なるので、インボイスが必要なケースはほとんどありません。
ページの詳しい見方はコチラを読んでみてください。
小型包装物の送り方
国際郵便マイページを使って作ります。
手書きの送り状や書類は、2024年3月から禁止となりました。
スマホやパソコンが無い場合は、郵便局窓口で相談してください。
郵便局の端末から国際郵便マイページを使えます。
送り状も、必要書類も自動で印刷されます。
(必要書類も国別に判断して出してくれます👍)
国際郵便を送る時に必要な「電子データ」も自動作成されるので何もしなくてOK。
▼送り状の作成画面で、発送方法を選ぶだけ!
▶国際郵便マイページ:パソコン版
プリンターを持っていなくても利用できます。
▶国際郵便マイページ:スマホ版
スマホから登録(スマホ版の国際郵便マイページを利用)した場合は、2次元バーコードを使って、郵便局窓口にある「ゆうプリタッチ」で、送り状や書類を印刷できます。
以上、小さい荷物を海外に送りたい場合にお得な「小型包装物」の送り方でした!
「国際郵便で荷物を送る」というと、EMS??と思われる方も結構いるのですが、EMSと航空便は別物です。
「とにかく1日でも早く届けたい!!」ということでなければ、通常の航空便で十分!!
EMSはもちろんのこと、航空便の送料もジワジワと上がっているので、軽い荷物は小型包装物を利用してお得に発送しましょう👍